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外壁塗装の塗料の選び方とは?

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塗料は「塗り替え」のキーポイント!
塗料の選択には、住まいに合った機能や性能があります。
もちろん住環境を考えた「塗り替え」をしたいものです。


この記事では、屋根塗装や外壁塗装の際の塗料の選び方のヒントをお伝えします。

「塗り替え」の決め手になるのは塗料と塗り替えを行う塗装の仕様(工法)。とくに外壁部分は、塗装面積が大きいため、塗料の選択によって仕上がりのイメージに大きな違いが現れます。
さらに、施工する職人の腕が良くても塗料メーカーが塗料に設定した以上に、期待耐用年数や機能・性能を増やす事はできないので、塗料の選択はひじょうに重要です。
大切な住まいより永く、より美しく保つために<機能特性><コスト特性>のポイントをご参考にしていただき、施工店と充分にご相談頂いたうえで、最適な塗料と塗り替えの塗装仕様を選定ください。


<機能特性>
①耐候性
外壁の劣化・汚れを促進する風雨や紫外線などの劣化要因から壁を保護する機能です。
一般的には、アクリル⇒ウレタン⇒シリコン⇒フッ素⇒無機
の順で右に行くほど耐候性が上がると言われています。
耐候性、高耐候、超高耐候などの表記も前述の塗料に配合される素材によって変わってきます。
②低汚染性・防藻防カビ性
ゴミやカビ、ホコリが付着しにくく、外壁をキレイに保ちます。
防藻防カビ性は塗料の成分に配合するタイプが一般的で、持続効果は塗料の期待対応年数に準じると言われています。
③透湿性
湿気は建物の部材にとって最も不具合をもたらす要因です。そのため塗料の機能には外からの雨水を通さず内部からの湿気を放出する透湿という機能があります。
この機能の効果は塗料や工法によって異なります。

④弾性
ひび割れを放置しておくと、外壁のはげ落ちや漏水の原因になります。
住宅の壁の役割には1次防水(外壁)・2次防水(外壁の内側の防水紙)といった役割があり、柔軟性のある弾性の塗料で1次防水となる外壁の表層のひび割れをくい止める事で、外部からの雨水の浸入を防ぐ狙いがあります。

一般的には、弾力性が高くなるほど透湿性が失われると言われています。
全ての塗料に弾性機能が備わっているわけではなく、塗料によって弾力性は異なります。
さらに通常の塗料より防水効果が高い弾性塗料もありますが、その分透湿性が落ちる事があるので、用途によって使い分ける必要があります。


<コスト特性>
期待耐用年数
次の塗り替え時期の目安になるのが、それぞれの塗料の期待耐用年数です。
塗料価格が安価であっても耐用年数が短ければ、住まいのライフサイクルコストの観点からは価格は割高となります。


前述してきた以外にも、遮熱効果やUV効果、硬度など、より機能特性を特化させた塗料もありますので、施工店と充分に協議し、現状に最適な塗料選定する事をオススメいたします。

 

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