アパート・マンション・ビル・工場・住宅の外壁塗装、改修工事は八王子のリフォームステーション泉建装にお任せください。
2021年3月25日より4月23日の期間、めじろ台K様邸におきまして屋根と外壁塗装工事とその他の改修工事を施工致しましたのでご紹介させて頂きます。
施工前(写真左)、施工後(写真右)
お問合せ
2014年に屋根塗装工事のご依頼を頂きましたOB顧客様のK様より、改修工事に関してご相談のお電話を頂きました。
今回は主に、雪害で不具合の起きていた雨樋の交換と外壁塗装を中心にご計画をされている中で、他に門扉・外構廻りのフェンス塗装・屋根塗装も含めて予算と合わせながらご検討されたいとのお話でした。
ご提案
ご提案は、ご要望のあった
・雨樋の交換・外壁塗装・雨戸等の付帯部塗装・玄関前の擁壁塗装・鉄部フェンス塗装工事と、
・現地調査で不具合の見られた軒天・外壁等の補修
を合せた内容となりましたが、今回せっかく足場をかけるのであれば、「この機会に屋根塗装も一緒に済ませたい」とのご希望も加わり、屋根を含め外廻り全体の改修工事となりました。
【ご依頼の決め手】
前回工事の際に泉建装にご依頼下さったポイントとして『見積りの見やすさ』や『参考資料などの提案力』を挙げて下さいました。
今回は、内容や仕様については「以前の工事を見ていて安心しているので、お任せしたい。」とのお話を頂きました。ひじょうに嬉しいお言葉を頂戴しました。
今後のメンテナンス計画や、今回外廻りの手入れをしっかりと行って10年以上は良好な状態を持たせたいとのご意向もお伺いしていましたので、施工プランとして、泉建装の標準工事外装プランの中の1つ『スタンダード⊕プラス』プランをベースにご提案させて頂き、ご採用となりました。
このプランでの次回お手入れ目安は、12年~15年。
使う塗料は、水性反応硬化型ハルスハイリッチシリコン塗料となります。
※補足
現在、一般的に多く外壁塗装で使用されている汎用シリコン樹脂塗料での次回のお手入れ目安は、8年~10年と言われています。ちなみに泉建装のスタンダードプランで設定しているシリコン樹脂のお手入れ目安は11年~13年と汎用シリコンよりわずかながら長持ちします。
主な補修箇所と下地調整
泉建装では、塗装の工程に入る前工程として、クラック(ひび割れ)補修や鉄部・木部のケレン作業など、もとの下地(基材)を補修・補強し、塗装面の状態を整えるための処理を必ず行っています。
この工程をおろそかにしてしまうと、早い段階で塗装の剥がれが起きたり、不具合が生じる原因にもつながりますので、重要な作業となります。
今回の主な補修箇所は、
▲屋根コロニアル(化粧スレート)のヒビ
補強も兼ねる「タスマジック工法」と呼ばれる処理もありますが、今回はシーリング施工で隙間を埋めていきます。
▲外壁クラック(上側から撮影)
今回はクラック箇所により、防水機能の高いYGテープを使用した貼るクラック補修とシーリング材施工箇所を分けて施工しています。
▲軒天剥がれ
今回は劣化のある部分(木部)を新規に張り替えた後、塗装工程に入ります。
▲窓枠木部
ケレン作業で古い塗膜を剥がし表面を整えていきます。
▲雨樋(軒樋)
歪みや欠損のある部分を含め新規交換工事となります。
(雪害を受けた一部は、火災保険対応での施工となりました。)
主な施工内容
【屋 根】
〔仕様塗料〕 関西ペイント『RSルーフ2液Si』(遮熱塗料)
〔特 徴〕 遮熱性が高い弱溶剤形2液アクリルシリコン樹脂塗料となり、赤外線を反射させる特殊顔料をトップコート施(上塗り)だけでなくプライマー(下塗り)にも配合してありますので「Wブロック効果」により屋根の温度上昇を抑制する塗料となります。
※『RSルーフ2液Si』は「アレスクール2液Si」と同等の塗料として関西ペイントの「リフォームサミット参画店」のみ使用できる専用塗料です。
<施工の様子>
▲高圧洗浄作業
外壁、付帯部等も同様に古くなり脆弱になった塗料(塗膜の層)や汚れ、藻などを取り除いていきます。
▲ひび割れ箇所や取り合いの隙間をシーリングで埋めていきます。
▲下塗り工程後、中塗り塗装作業中
▲施工後
上塗り工程で仕上げ塗装完了。
泉建装では下塗りを2回+中塗り+上塗りの計4回が標準仕様。
下塗りを最低でも2回行うことで剥がれや艶などのもちが大きく変わります。
※この工程数は、ただ回数をこなせば良いわけではありません。細かな意味は割愛しますが、こだわる理由は高圧水洗浄から始まります。
タスペーサー(縁切り)も標準仕様です。
【外 壁】
〔使用材料〕 関西ペイント 『RSシルバーグロスSi』
〔特 徴〕 フッ素樹脂に迫る高耐候性塗料であり、塗膜を破壊する紫外線から護る「ラジカル制御型」の塗料になります。
※『RSシルバーグロスSi』は屋根材と同じく関西ペイントのリフォームサミット参画店のみ使用できる専用塗料となり、「ダイナミックトップ」と同等の塗料です。
<施工の様子>
▲窓枠廻り
シーリング(上・両側)施工後。
▲ポーチ灯、ダクト等
外壁との取り合い部をシーリング施工をしていきます。
▲クラック箇所
YGテープ補修箇所とシーリング材施工箇所を目印をつけて施工に入ります。
▲軒天
剥がれている箇所は、部分的に新規に張り替え。写真は一部撤去後の様子
▲軒天
新規木材で軒天補修を完了。
▲軒天塗装施工中
▲雨樋交換(施工後)
▲施工後⓵
▲施工後②
▲施工後③
外壁は以前と同じホワイト系で、馴染みある安心感も感じる外観になりました。
今回の施工期間は、約1ヵ月。
施主様にはご不便をお掛けしてしまいますが、乾燥時間(オープンタイム・インターバル)をしっかりと守った施工をするが重要です。
施主様には事前にお話しさせて頂きご了承いただいております。
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