アパート・マンション・ビル・工場・住宅の外壁塗装、改修工事は八王子のリフォームステーション泉建装にお任せください。
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先日、相模原市にあるマンションを管理されている管理会社様の方から「洗濯排水の不具合からか漏水がある」とのご連絡を頂き、漏水（水漏れ）調査にうかがいました。
そちらの漏水（水漏れ）が身近にも起こりうる原因でしたので、経緯とともにお知らせさせていただきます。
ご相談内容は、洗濯機を使用する度に隣接する玄関の床から水が漏れ出してしまうという事でしたので、洗濯機の排水の問題の他、原因として考えられるあらゆる想定の元、現地の調査にお伺いしました。
当該のマンションは鉄筋造り5階建て、160世帯ほどがご入居のとてもしっかりとした、外観の美しい建物になり、漏水は1階のお住まいでの発生でした。
原因調査
▲洗濯機使用時の様子
写真下の玄関カーペットに漏水のシミが確認できます。
洗濯機排水口付近に漏水が無いことを確認できたので、次に排水パンを取り外します。
▲排水パン下、床の様子
パイプの洗浄や補修等し易いようにパイプに沿って一部床が開口してあります。
▲パイプ部分の接写
何ヵ所も亀裂や破損個所があります。ここから排水が流れ出し玄関の床まで染み出していたようです。
パイプの周辺は何やら断熱材などが細かく散乱しています…
補修・施工の流れ
▲破損箇所のゴム製パイプを新しいパイプへ交換、取付け作業中
排水管廻りを清掃し、パイプ交換作業完了
漏水原因
漏水は、ゴム製パイプに穴が開きそこから排水が漏れ出ていたことが原因でしたが、パイプ周りを見ると断熱材（発泡スチロール）の壁にはいくつもの穴が開き、その破片も散乱しています。
又、ここにあるはずのない、紙くずの山や黒い塊、フンらしきものも……。
隠れた犯人は
パイプの破損状況、発泡スチロールに開けられた穴、どこからか持ち込まれたとみられる紙くず、それに動物のフンらしき黒い丸い物体。
どうやら『ネズミ』の仕業のようです。
パイプにあいた穴はネズミにかじられた跡なのでしょう。この紙くずの感じはハムスターの飼育ゲージと似ています。
どこからか侵入したネズミが排水パイプのあるこの場所までたどり着き、断熱材もあり快適な場所であることから、恐らく拠点とし出入りを繰り返していたのでしょう。
日常的にあまり遭遇することのない動物ですが、ネズミはとても用心深く賢い動物だそうです。
老人だけの家や在宅時間が短い家などは、それを察知し特に活発に活動するという話も聞きます。
今回の事例は、漏水が発生したことにより原因がすぐに特定できましたが、ネズミはアレルギーや病気の原因となることもあります。
その上、分電盤に入り込むことや電線をかじっていたら漏電、火事にもつながりかねません。
実際に、マンション廊下にある配管等を納めているパイプスペースの場所にもネズミのフンらしきものがたくさん確認できました。
とても厄介な存在です。
現在、漏水被害の出たこちらのお住まいでは、マンションの管理会社にて駆除についての対策をご検討中です。
ネズミの駆除に関しては、現地調査が無料な駆除会社もあり、各自治体のホームページから専門業者の確認もできる様です。
心あたりやご心配のある方は是非早めの対策を取られることをお勧めします。
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