施工実績

マンション修繕前の石綿(アスベスト)含有調査|八王子市で調査範囲を整理した施工事例

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防護マスク、ゴーグル着用でサンプル採取を行います。

採取箇所へは、浸透湿潤剤「アスベスダンプ(エスゲー化研)」を塗布します。

サンプル箇所は、膨張や剥がれ、欠け等の修繕が必要な箇所を選択し採取します。

屋根もヒビのある箇所を選び採取します。

施工部位、工事 アスベスト調査
地域 東京都八王子市
施工期間 2024年7月16日~2024年7月26日

依頼事項、困っていたことなど

以前、雨水管修繕工事をご依頼頂きましたマンション管理組合様より、石綿(アスベスト)含有調査を行いたいとのご相談をいただきました。

建物は1990年築で、次回の大規模修繕に向けて工事範囲や予算を検討している段階でした。管理組合様としては、工事を依頼する会社を決める前に、外壁や屋根まわりなどにアスベスト含有建材があるかを把握し、今後の見積や修繕計画を検討しやすくしたいというご希望がありました。
また、過去に泉建装が別工事で対応した経緯もあり、「小修繕や今後の改修も含めて相談しやすい会社」としてお声がけいただいた案件です。

解決方法、ご提案

◆大規模修繕前に、必要な調査範囲を整理しました
当初は、外壁、軒天、タイル下地、長尺シート、アスファルト防水などが調査候補として挙がっていました。泉建装では、単に候補箇所をすべて採取するのではなく、過去の改修履歴や今後の大規模修繕で実際に工事対象となる範囲を確認しながら、調査が必要な箇所を整理しました。
たとえば、シーリング材については2010年に打ち替え済みであることが記録から確認できたため、今回の調査対象から外す判断をしています。調査箇所を増やせば情報は増えますが、採取後の補修や費用も発生します。管理組合様が今後の工事計画を立てやすくなるよう、必要性の高い箇所を絞って検討しました。

◆屋根材の採取は、漏水リスクも踏まえて検討しました
屋根まわりのアスファルトシングルについては、アスベスト含有の可能性を確認するために調査対象として検討されました。一方で、屋根材を一部採取する場合は、採取後の復旧方法によって雨水の侵入リスクが生じる可能性があります。
そのため、泉建装では分析機関へ検体サイズや送付方法を確認し、屋根材メーカーにも採取後の復旧方法や注意点を確認しました。そのうえで、調査する場合のリスクや、足場設置後に採取する選択肢、工事予定が先になる箇所は「みなし含有」として扱う考え方も含めて管理組合様へ説明しました。
調査そのものだけでなく、採取後に建物へ不具合を残さないことも大切です。今回のように、今後の修繕計画と照らし合わせながら判断することで、調査の必要性と建物保全の両方を考えた進め方ができます。

◆箇所の検体を採取し、報告書と工事写真を提出しました
最終的に、壁、軒天、タイル下地、アスファルトシングルの4箇所を対象として、アスベスト調査用の検体採取を行いました。作業当日は管理組合様の立会いのもとで採取を実施し、採取箇所は簡易補修を行いました。
採取後は分析機関による調査を経て、結果報告書と工事写真を管理組合様へ提出しました。記録上では、屋外廊下天井および屋根の検体でアスベスト含有が確認され、外壁の検体では含有なしとされています。
大規模修繕前にこうした情報を整理しておくことで、今後の工事範囲、処分方法、見積条件を検討しやすくなります。泉建装では、八王子市周辺のマンション・共同住宅の改修工事について、事前調査から小修繕、大規模修繕に向けたご相談まで、建物の状況に合わせて対応しています。

【アスベスト調査箇所】
・外壁
・屋外天井
・タイル壁
・屋上アスファルト防水

アスベスト検体採取は、マニュアルに沿って、粉じん飛散を防ぎつつ建材の層全体から適切な量を採取することが重要となります。
又、採取した箇所は、箇所ごとに適切な原状復帰、修繕が必要となりますので、専門の職人が対応し実施しました。